2015年4月29日水曜日

高積雲




お昼頃、甲府盆地上空に高積雲が発生していた。 
このくらい空一面に広がると気持ち良いですね。
(11:50)

この後も、気圧の谷や前線からの湿った空気の影響で
次第に雲が多くなった。



気象庁天気図 12:00


夕方の富士山方向には 大空に美しい巻雲が…
富士山は、雄大積雲に隠れて見えず
 
(16:00)


2015年4月24日金曜日

波状雲




霞んだ空の中に、うっかりすると見落としてしまいそうな
細かい(さざ波)波状雲が出ていた。(8:50)
波状雲を判断するのが苦手なんですが…【巻積雲の波状雲】とみました。


NASA TERRA衛星画像

波状雲が綺麗に並んでいますね。



2015年4月23日木曜日

巻雲



富士山方向の【積雲】と【巻雲】


今日の甲府盆地は、今年初の夏日になり、最高気温が25.7°ありました。
寒がりの私には、過ごしやすくて気持良い一日でした♪

夕方には、春の青空を白い巻雲が爽やかに舞っていた。


ズームして【富士山】
富士山の残雪が、少ないのが気になりますね。(16:08)


去年の5月12日の富士山と比較してみてください。


甲斐駒ケ岳の夕焼け(18:30)


美しい甲斐駒ケ岳



2015年4月19日日曜日

富士山の東側に発生した【吊るし雲】



富士山の東側に発生した【吊るし雲】

今日は、朝から雲の多い一日だったが、夕方から少し晴れ間も見え
富士山の東側に【吊るし雲】が発生し続けていた。(15:45)
残念ながら富士山は見えず・・・


南アルプス方向

西の、南アルプス方向には、層積雲が崩れて【蜂の巣状雲】になり、
レース編みを伸ばした様な形状になっていた。
こういう形は、レンズ雲が崩れて消滅して行く過程でみることがあります。


気象庁天気図(15:00)     

今日は、気圧の谷や前線の影響で雲が多く、
小雨もパラついて、寒く感じました。
梅雨みたいな天気が続いている…

春よ! まだ 行かないで待っててね!


2015年4月17日金曜日

甲府盆地上空の【レンズ雲】



 


夕方5時頃から甲府盆地上空に
いんげん豆のような
細長いレンズ雲が発生していた。
帯状レンズ雲ですね。

レンズ雲は上空の風が強い時に発生しますが
夜に強風注意報が出ました。




気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖> 

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを
横軸に観測時刻、縦軸に海抜高度で表した図です。

矢印の長さは風速(長いほど風が強い)矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。
上昇流は赤系色で、下降流または降水は
青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

夕方の上空(5000m~8000m)に
かなりの強風が吹いていた様子が伺えますね。


2015年4月14日火曜日

【強震モニタ】長野


4月13日 長野北部 13:59
4月13日 長野中部 14:04 
4月13日 長野南部 13:54

【強震モニタ】で長野県北部、中部、南部での緑の点灯が
一日を通して、最近また多くなりました。
今年に入ってから、長野を震源地とした地震発生回数は

期間 2015年01月03日~2015年04月13日 (震度1以上を観測した地震)
長野県北部 16回
長野県中部  5回
長野県南部  5回

いずれも震源の深さは浅く、地震回数の多い【北部】は、
白馬、大町を含む領域、神城断層、松本盆地東縁断層から構成され
フォッサマグナ西縁の‎糸魚川静岡構造線活断層帯があります。

昨年、2015年11月下旬に発生した長野県北部の地震は
最大震度6弱でしたが、この断層帯の動きが北部、中部、南部と
それぞれが連動する地震の可能性も捨て切れないので
今後、注視、調査して防災対策を進める必要はあると思います。




長野県 最新30日間 の震央分布図(参照) 
防災科学技術研究所 (提供)
気象庁一元化震源要素および,Hi-net地震観測システムによる
自動処理結果の震源要素を使用して作成


★追記…4月24日 22:25

以前から、長野震源の地震を調べていました。
最近になって、強震モニタを観察しながら
糸魚川静岡構造線活断層帯での連動する地震の可能性を
上記で指敵したところ…

今日の報道で、政府の地震調査委員会が、
関東から甲信にかけての「関東地域」で、マグニチュード6・8以上の
大地震を起こす可能性のある活断層が、24本に上ると発表しました。

今後30年以内に地震が起きる確率は、50~60%に上ると推定し
全体を6区域に分けると、長野から山梨にわたる
「糸魚川静岡構造線断層帯」を含む区域の確率が
最も高く、30~40%となりました。

読売新聞 4月24日(金)21時2分配信 

*結局、地震も噴火も、何時どこで起きても不思議ではないです。
備えを万全にして置くことが、一番大切ですね。

2015年4月9日木曜日

ハロ(日暈)



午前中の巻層雲に、ハロ(日暈)が発生していた。
4、5月は、発生頻度が高いので、大気光学現象の観察には
忙しい時期になります。(*^^)


★お気に入りの過去画像から…


飛行機雲と【日暈】


飛行機雲と【日暈】



【月暈】


【月の下部タンジェントアーク】 2014-5-19 (3:28)
富士山ライブカメラ 河口湖船津

画像上部に、月明かりがレンズに反射して
光線が写っています。
月の位置から推測して、暈と重なった
下部タンジェントアークではないか、と思います。

下部タンジェントアークは、太陽(月)の高度が低いと
地平線下で見えなくなってしまう為に
極めて珍しい現象です。



2015年4月7日火曜日

昨日の富士山の【農鳥】と【吊るし雲】



(富士山ライブカメラ)

昨日、富士山の北西斜面に、鳥の形をした残雪
【農鳥】が、例年より一カ月以上も早く出現しました。    
この【農鳥】は、地元の人たちの農作業の
始まりを告げる目安とされて来ました。


(富士山ライブカメラ 提供)

富士山が世界遺産に登録された同年の
2013年11月23日の【鳳凰】です。

農鳥と同じく雪形ですが、富士山の山頂に向って頭を掲げ
翼を大きく伸ばし、長い尾を見事に靡かせた姿は
伝説の霊鳥と呼ばれるのに相応しく、日本に吉兆が訪れると
期待されました。



富士山の東側に【吊るし雲】が長時間発生していました。
甲府盆地からは、霞がかっていて写真に撮れなかったので
富士山ライブカメラ (精進湖14:20画像)


レンズ雲も吊るし雲も上空の強い風が要因で発生します。

気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図)
 <観測地点河口湖>より 

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを
横軸に観測時刻、縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)矢印の方向は風向を示します。 
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。
上昇流は赤系色で、下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

********************


今月、4日の富士山観測データ 
地震波形スペクトル画像 (富士鳴沢(FJNV) 
(20:00~21:00)です。
防災科学技術研究所 提供

この連続して発生した揺れの長い波形は
低周波地震なのでしょうか?
だとすると…何に関連したものかが気になります。


★追記…4月14日 12:30



富士山観測データ 震源分布図
 防災科学技術研究所 提供

分布図をみると、4日に低周波地震が発生しています。
これに該当する連続波形でしたが、一時的なものであっても
マグマへの影響は、推定できません。
より精度の高いシステムの開発が
待たれるところですね。



2015年4月4日土曜日

高積雲




今日のお昼頃の高積雲です。
薄っすら【日光環】も見えていたのですが
写真では、確認できないですね。


甲府盆地での、高積雲の発生頻度は高めです。
過去に撮った ★お気に入りを数枚載せますね。

【ひつじ雲】
【ひつじ雲】
波状に並んだ高積雲
雲の端がケルビンヘルムホルツ波雲に似ています。
富士山の南側まで続いています。
【高積雲の二重雲】
 
上空での風向きの違う時、雲と雲が交差します。

↑実は、二重雲なのか? 
あまり自信がありません(*^^)

【高積雲の不透明雲】
渦を巻いて薔薇の花のようです。
【波状高積雲】
風の仕業で波状に並びました。


今夜は、満月で皆既月食でしたが、甲府盆地は曇っていて
残念ながら観れませんでした。