2016年7月31日日曜日

【虹】と【蜂の巣状雲】





夕方に見た【積雲】は、大気の状態が不安定なのか
ボコボコと塔状雲が多く見られました。

富士山方向が、オレンジ色の夕焼けに
染まり始めると【虹】が発生。

雲に遮られて部分的に見えています。18:37




久し振りの【虹】に感激していると
富士山の東側に【蜂の巣状雲】です。

層積雲の【蜂の巣状雲】でしょうか。18:37



2016年7月24日日曜日

北から南方向に伸びる雲




日も暮れて、カーテンを引こうとしたら

北(長野)方向から南(静岡)に向かう
厚みのある雲が伸びて来ました。

暗くて判断に迷いますが、低い位置にみえるので層積雲かな
この方向の雲は珍しい。
19:17



高知大学気象衛星可視画像 19:00


気象庁天気図 18:00

気圧の谷があり、低気圧からの降水帯が出来
そこから伸びて来た雲ですね。



2016年7月22日金曜日

【降水雲】と【層積雲】





夕方、甲府盆地の南部にグレーの【層積雲】から【尾雲流】が見えて

しばらくすると、白い雨の筋が地上まで届いて

【降水雲】も発生しました。 17:18

遠くで降っているのですが、現地は、急な雨で大変ですよね!



気象庁天気図 18:00



2016年7月16日土曜日

高積雲とレンズ雲




夕焼けを狙ってスタンバイ。
七月の甲府の【日の入り時間】は七時頃なので、
太陽高度が低くなるまで、もう少しです。

待ちくたびれたところに、浮かび上がって来た【高積雲】の層状雲。18:50

上空の強い風の影響で、雲底は【レンズ雲】になっています。


高知大学気象衛星赤外画像 19:00




2016年7月10日日曜日

【ハロ】と【濃密巻雲】




お昼の【巻層雲】に【ハロ】が…12:42

数分後に【環水平アーク】も発見したのですが
綺麗なアークには、なりませんでした。


真上の【飛行機雲】由来の【巻雲】が
お魚の骨状態に! 
12:43


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夕方の富士山方向には、西から巨大な【巻雲】が
押し寄せて来ました。

雲の先端は巻雲ですが、そのあとに続いている雲は
帯状のレンズ雲の様な、かなりボリュームがあります。

【濃密雲】ですね。18:50


高知大学気象衛星赤外画像 19:00


高知大学気象衛星可視画像 19:00


気象庁天気図 18:00

寒気を伴った上空の気圧の谷が通過しています。




2016年7月6日水曜日

【薄明光線】と【夏の富士山】




夕方の甲斐駒ケ岳方向の【薄明光線】です。
(光芒とも言います) 18:50

不思議なことに、この光の帯と影は放射状に広がって見えていますが
太陽がはるか遠くにあるために、遠近法の原理で、
実際は平行に伸びているんですね。

この時期に良く見られる現象で、【東】の空に出るものを【反薄明光線】と言います。


すっかり…夏の富士山ですね。 18:52





2016年7月4日月曜日

【巻積雲】【乳房雲】







今朝の10時台の甲府盆地上空は、

【巻積雲の尾流雲】や【巻積雲の房状雲】で賑わっていました。

撮影時間 (10:22~10:48)


気象庁天気図 9:00

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夕方の【乳房雲】





夕方の6時台の甲府盆地上空は、空一面に見事な【乳房雲】が!!

撮影時間 (18:19~18:24)

空観察を始めて5年が経過しますが、こんなハッキリした
乳房雲は初めてです。

今日は色々と忙しい日ではありましたが
こんなラッキーな出来事に、一気に疲れも吹っ飛びました。

【乳房雲】は、気象要因としては大気の状態が不安定であったり
積乱雲に伴って発生することがあります。

山梨県内には午後4時18分に竜巻注意報が出て、突風が吹き荒れた後に
雲の間からモクモクと【積乱雲】が幾つも出現して、
てっぺんに美しい【頭巾雲】を乗せていましたが、
砂ぼこりと強風の為に撮影が出来ず残念でした。


気象庁天気図 18:00




2016年7月2日土曜日

富士山東側の【吊るし雲】



甲府盆地では、朝から一日中【吊るし雲】や【レンズ雲】が
発生し続けていました。

富士山は、昨日が山開きで色々なイベントが執り行われました。
今朝は、富士山の東側に【吊るし雲】が形を変えながら
忙しく動いているのが見えました。8:05




吊るし雲の集会?? 8:35



吊るし雲を下から眺めたら、どんな風に見えるのでしょうね?

そこで…富士山ライブカメラ(五合目) 8:23

菓子パンのコロネみたいですね!


富士山ライブカメラ(精進湖) 8:15


高知大学気象衛星可視画像 8:00


気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図)

<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。 

【吊るし雲】は上空の強い風の影響を受けて発生しますが
長時間に渡って上昇流が発生していましたね。