2015年2月23日月曜日

【富士山の日】



【富士山の日】の富士山

 山梨県では、富士山の豊かな自然と美しい景観
   並びに、富士山に関する歴史や文化を、後世に引き継ぐことを期する日として
2月23日を「富士山の日」としています。

この日を、記念として各種イベントが開催されました。




2015年2月19日木曜日

昨日の富士山の笠雲


昨日の夕方、富士山方向の視界が急に開けて
すっぽりと笠雲に覆われた富士山が顔を出した。

綿入れの、かいまきを被った様に見えることから
【かいまき笠雲】と呼ばれています。

笠雲は【レンズ雲】の一種で、内側では 風雨が強く
荒れた天候になっています。



(2013-11-15)
夕焼けに染まった【かいまき笠】


お気に入りの画像から…【はなれ笠】


お気に入りの画像から…【ひさし笠】




【すえひろ笠】

     素敵なウエディングドレスのヴェールですね!

(富士山ライブカメラの画像から…)


2015年2月17日火曜日

昨日の飛行機雲


甲府盆地に発生した【飛行機雲】


TERRA衛星画像提供 (黄色〇が富士山)

衛星画像をみると、巻雲が何本も平行に並んで発生していますね。
この雲は、飛行機雲が巻雲に変化して出来たものだと思います。
      
 昨日の飛行機雲は、上空の湿度が高いために、巻積雲のように太く膨張して
その後に、巻雲(筋雲)に変わっているのを観察していました。

     この雲を地上から見ると、遠近効果により放射状に広がって見えていると思います。
【放射状巻雲】と言われ、悪天の前兆ですが
地震雲と…サイトで騒がれる事もありますね。

瑠璃個人は、“地震雲はある”と思っています。

【地震雲】のことは、また後日に書いていきますね。


2015年2月15日日曜日

春霞


 (富士山ライブカメラ精進湖 14:00)

今日の富士山方面は風が強く、モヤッと春霞が掛かっていました。
春霞は、平安時代から風物として和歌などに詠まれてきましたね。
  
今日の春霞は、こんな情景でしょうか…          
        
     在原 行平(ありわら の ゆきひら)
     題しらず (古今23)

春のきる 霞の衣 ぬきをうすみ 山風にこそ みだるべらなれ

『春が着ている霞の衣はとても薄いので、山から吹く風に乱れてしまうらしい』

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春霞の発生メカニズムは、大気中の水分が植物の蒸散が
活発化するなどの要因によって増え
気温の低下などによって微粒子状(細かい水滴)となり
目に見える状態になる。
昼と夜の変わり目で気温差の大きい日に起こりやすい。(Wikipedia)

最近は黄砂やPM2.5などの微粒子により、引き起こされる場合も多い。


(微小粒子状物質)   
(光化学オキシダント) 

 過去7日間の時系列グラフ(富士吉田測定局)
 環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめくん提供) 

 因みに、富士吉田観測点の15:00データでは
ox     (光化学オキシダント)  0.058ppm
PM2.5  (微小粒子状物質)         22μg/m3
 
ここ数日は、PM2.5(微小粒子状物質)の濃度が
高いことが伺えますね。


TERRA(MODIS)衛星画像(提供)

 TERRAの気象衛星画像から推側すると
中国大陸からの人為起源の微小粒子
(PM2.5) の可能性があると思います。

(気象庁HPで黄砂の飛来はありませんでした。)


2015年2月13日金曜日

神奈川県西部で発生した【竜巻】


高知大気象衛星可視画像15:00

13日15:42、横浜地方気象台は、神奈川県西部で竜巻などの激しい突風の
目撃情報があったとして、竜巻注意情報を発表しました。

発達した積乱雲の接近時に現れる、異様な黒い雲はガストフロントの予兆です。
Twitter等の画像や専門家の見解から、神奈川西部での竜巻は
ガストフロント上に発生した可能性がありますね。




富士山方面の晴れ間に、東から移動して来た
黒い雲を撮影しました。(15:30)

(下部に写っている雲は、積雲です)
    
ちょうど、厚木で竜巻が発生した時間帯になります。


2015年2月7日土曜日

巻層雲の毛状雲


午前中、甲府盆地は気圧の谷の接近で、
飛行機雲が見る見るうちに膨張して
空一面が毛状の雲に覆われ、その後
巻層雲に変化しました。

真上には、巻雲のような細かい毛状雲も
南から移動してきたので
カメラを向けたら…「あれっ電池切れ?」
 oh my god! 
結局、写真はこれ一枚だけです。

薄くハロも出現したけど完璧なものではなく
直ぐに消えてしまった。

22°ハロより小さく見えたけど
気のせいだったのかな?



(NASA TERRA/AQUA衛星提供)

ベールの様な巻層雲の中に
飛行機雲がみえます。(赤〇)



 巻層雲の毛状雲と飛行機雲 (2013-05-15)
 この日も飛行機雲とセットで現れた。



2015年2月4日水曜日

尾流雲


富士山ライブカメラ(河口湖逆さ富士)提供

今朝9時頃、富士山方向に尾流雲が見られた。
写真が撮れなかったので、ライブカメラで…
尾流雲は、元となる雲の下に発生していますが
巻雲と似た形状をしているので、とても判断が難しく
いつも、悩みます…が、逆さ富士と同様に、ホントに美しい雲ですね。


2015‎年‎1‎月‎30‎日 富士山ライブカメラ(河口湖逆さ富士)提供

河口湖の湖面に雲底から雨の筋が見えていますね。
とっても綺麗で、不思議な現象ですね…我ながら、良いもの見つけました♪
この様に、雨筋が地上に届いたものは降水雲と呼ばれ
雲の下では、雨や雪が降っています。
地上に達していない場合は、尾流雲となります。


夕方、やっと写真撮影が出来ました。
西の方向には、上向きの薄明光線(光芒)が…

明日は、南岸低気圧の影響で、山梨も雪の予報が出ています。
大雪にならないと良いけれど。




2015年2月3日火曜日

朝の巻雲




                   


 富士山方向に、大空を優雅に舞う、美しい巻雲が発生していた。
うっすら朝焼けも…夢の続きを見ているよう・・・
ふと、現実に戻る。
そっか、今日は節分。。。春は、もうそこまで来ている。




★ 保存して置いた画像より


放射状巻雲


鈎状巻雲


                   

飛行機雲から変化した【巻雲】