2016年3月30日水曜日

ハロと光芒



この時期は【大気光学現象】の出現頻度が
高くなるので空を見上げる回数が増え
春は首が痛くなります(-_-;)

出先でも空が気になって…今日も【ハロ】が、、、14:20



公園でチョット一休み。

桜の樹も、蕾もあれば散っている枝もあって色々ですね。
自宅の周辺は、まだ五分咲きです。



“たんぽぽ”や“つくし”を撮るのも久し振り。

いつも空ばっかりでね…



夕方の南アルプス方向の【光芒】
16:58



2016年3月23日水曜日

【レンズ雲】と【満月】



夕方、東から西に幅のある【帯状のレンズ雲】が
何本も発生していましたが、空全体にモヤッとした薄い雲が
掛かっていました。

そして、今夜は満月で、月の出(甲府は17:49)を待っていると
林の隙間から、美しいオレンジ色の【満月】が見えました。

やっと手が空いてカメラを向けると
レンズ雲に【彩雲】が出ていました。画像は(19:38)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



そうそう、今日は【世界気象デー】でしたね。

世界気象デーとは

世界気象機関(WMO)は、1950 年(昭和25 年) 3 月23 日に世界気象機関条約が
発効したことを記念し、毎年3 月23 日を世界気象デーとしてキャンペーンテーマを
設け、気象業務への国際的な理解の促進に努めています。…気象庁報道発表から

東日本大震災がきっかけで気象に関心を持ちましたが、
気象(地震雲も含め)と地震は相関関係があると思っています。



2016年3月20日日曜日

【層積雲の波状雲】と【雄大積雲】



風が急に冷たく感じて外に出てみると、真上の低い位置に

波状の【層積雲】が、元の形から崩れ掛かって

普段よく見る方向と、違った向きで発生していました。 17:19


波状の向きから、北東方向からの風の影響を受けて
いるのでは、と思い調べてみました。

気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

観測データから17:00過ぎに2,000m付近で
北東方向からの下降流が観測されています。

【層積雲】は、2,000m以下に発生する下層雲で、
この大気の動きを捉えた、と推定します。




同時刻の東京方面に、モクモクと【雄大積雲】が発生しています。

今日は、西高東低の冬型の気圧配置で寒気によって

太平洋側に【雄大積雲】が見られたものと思います。

月も一緒に…17:20



気象庁天気図 18:00


高知大学気象衛星画像 18:00
 



2016年3月18日金曜日

【吊るし雲】






富士山を見て、お気に入りの雲が出ていると

瑠璃は、その日が幸せに思えるのです。

そんなお昼の【吊るし雲】がいい感じに…12:43



高知大学気象衛星画像 13:00

富士山の東側に【レンズ雲】が発生しています。



2016年3月16日水曜日

【ハロ】と…【清里高原】




今日は息抜きに、北杜市の【清里】に行って来ました。

2日前の雪が残る、高原の風景に癒されながら【萌木の村】に到着です!

空を見上げると、【ハロ】が…10:16


「ブルーパブレストラン ROCK」に降りると、

入り口で可愛い鹿達がお出迎えしてくれました。






あれっ、 これは鹿? トナカイ? 
早速、違いを調べてみました。

トナカイと鹿の違いですが、トナカイにあって鹿にない一番の違いは角です。
通常、鹿はオスだけに角が生えて、メスは角を持たないそうです。
ところがトナカイは雌も雄も角が生えます。
ただし、オスの角は冬には抜け落ちています。
つまり、冬のトナカイに角が生えているのは「メス」だけなんだそうです。

ややこしくなりましたが、可愛いことには違いはありませんね!

隣の、猫グッズのお店に行くことにしましょう♪






どの子も本物そっくり♪♪


カレーライスが評判のお店「ブルーパブレストラン ROCK」で昼食です。

店内には暖炉があって、冷え込んだ身体を暖めてくれます。

美味しいコーヒーもいただいて、ソフトクリームで有名な「清泉寮」に向かいます。

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風が冷たくなった帰り道、車窓から夕暮れの

【八ヶ岳】【甲斐駒ケ岳】【茅ヶ岳】を眺めながら、

「やっぱり山梨はいいなぁ」とあらためて実感しました。



2016年3月13日日曜日

【レンズ雲】と【上部タンジェントアーク】



今朝は薄雲の中にレンズ雲が多く見られました。

甲府盆地から東方向のUFOの様な【レンズ雲】です。9:01


【巻層雲】が発生しているので、ハロが出ないかと待っていたら

ありました!! 【上部タンジェントアーク】 9:05


お昼過ぎに富士山も顔を出しましたが、

ハッキリしない【レンズ雲】です。13:27



夕方には富士山方向に、長い帯状のレンズ雲が発生していますが

よ~く見ると、富士山上空辺りで、高度も位置もそれぞれ違うものが

重なって帯状に見えている、と分かりました。16:16


高知大学気象衛星画像16:00


気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

観測データから16:00台に高度4000mと8000m付近に
風向きも風速も違ったものが観測されています。



2016年3月6日日曜日

富士山の東側に発生した【吊るし雲】





今朝の富士山方面は、霞が掛かったうえに黄色っぽく
大気汚染物質が飛来しているのかと思い調べてみましたが、
それ程の排出量は観測されていませんでした。

特別に目を引く雲も、現象もないと思っていたところ、15時頃から雨が降りだして
雨上がりの富士山東側に【吊るし雲】が発生しているのを発見!! 
(16:58)



富士山ライブカメラ(河口湖北岸) 17:00

吊るし雲の端が写っています。


気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

上空では、かなりの強風が吹いているのが窺がえます。



しかし、この場所は、たびたび山梨県東部・富士五湖を震源とする
地震を引き起こしている断層【道志川断層】があります。

地形的な特徴もあり、気象要因としては、強風による【吊るし雲】ですが
【地震雲】の可能性も捨てきれませんので、一週間以内を様子見で
検証範囲に入れて置きます。






2016年3月4日金曜日

【巻層雲】と【飛行機雲】



7:13

富士山上空は【巻層雲】が西から流れています。

上層の雲で【飛行機雲】と存在する高度が一緒なので、
薄い巻層雲の中を飛行機雲が通過しているのが
見えることがあります。 



富士山ライブカメラ(河口湖北岸)7:00

逆さ富士も美しいですね…
雲の中を飛行機雲が通過しています。



高知大学気象衛星画像 8:00



富士山方向の飛行機雲 9:05


南アルプス方向の飛行機雲が膨張して
巻積雲へと変化しました。
(9:06)


気象庁天気図 9:00

高気圧に覆われて良く晴れています。