風が急に冷たく感じて外に出ると
真上の波状【層積雲】が
元形を崩し、普段よく見かける位置と
違った向きに並んでいた。
17:19
波状の向きから、北東方向からの風の影響を受けて
いるのでは、と思い調べてみました。
気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図)
<観測地点河口湖>
ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを
横軸に観測時刻、縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)
矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。
上昇流は赤系色で、下降流または降水は
青系色で表現されます。
表示している風向風速は
観測前10分間の平均値です。
観測データから17:00過ぎに2,000m付近で
北東方向からの下降流が観測されています。
【層積雲】は、2,000m以下に発生する下層雲で
この大気の動きを捉えた、と推定します。
同時刻の東京方面に、モクモクと
【雄大積雲】が発生しています。
今日は、西高東低の冬型の気圧配置で
寒気によって太平洋側に【雄大積雲】が
見られたものと思います。
月も一緒に…17:20
気象庁天気図 18:00
高知大学気象衛星画像 18:00
0 件のコメント:
コメントを投稿