甲府盆地上空に横たわる飛行機雲が、不思議な形状をしています。
18:11
風の影響を受けて流されて、南北に向きが変わったのかは分かりませんが
発生した飛行機雲が、このような
ケルビン・ヘルムホルツ不安定性風に
変形したのでは、と思います。
ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の原理
密度が違う液体や気体が、それぞれの動く方向が違ったり
速度が違うと境界面が乱れて【波】が出来ます。
それをケルビン・ヘルムホルツ波と言います。
この雲が発生していた時間は、30分位でしたが
この時間帯の空気中に、密度が違う流れがあって
時間の経過で渦巻きが生じたのでは、と推測します。
県内の上空の風の様子です。
気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図)
<観測地点河口湖>
ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。
気象庁天気図 18:00
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