【ハロ】と【巻雲】

巻層雲に【ハロ】が発生。11:21

飛行機雲も膨張して広がったのちに【巻雲】に変換しています。

西方向には、飛行機雲の下方に【積雲】が気持ち良さそうにフワフワ。。。12:09

お昼頃の富士山上空は、何本もの【帯状巻雲】が発生しています。12:11

この【帯状巻雲】を富士山の東から眺めると、【放射状巻雲】に見えていますが

実際は、遠近効果によるもので平行して発生しています。

同じ雲でも、観察地点により違って見えるので、面白いですね♪

【富士山ライブカメラ…山中湖平野12:00画像】

高知大学気象衛星可視画像 12:00

気象庁天気図　12:00

富士山の周りに【雲海】が発生し、その雲海が流れ出して

山の斜面を降りて来る時があります。

滝の様に見えることから【滝雲】と呼ばれています。

甲府盆地からは、夕方によく見かける現象です。15:24

【雲海】　こんな感じでしょうか、、、美しいですね、、、

富士山ライブカメラ三ッ峠　(いつの画像か不明)

【巻雲】と【富士山東側の吊るし雲】

西に位置する、南アルプス方向を眺めると

おぼろげな太陽の下に、画像では分かり難いのですが

幾つか「笹舟」を浮かべた様な

幻想的で美しい形状の雲が波打っていました。　

【巻雲の鈎状雲】の先端が見えているのかな。。。15:37

気象衛星画像をみると、日本列島の大部分が

糸くずの様な【巻雲】で覆われています。

ホントに分かりやすいですね～!

高知大学気象衛星赤外画像　16:00

高知大学気象衛星可視画像 16:00

気象庁天気図 15:00

夕方、風が強くなったのでカーテンを閉めようと手を伸ばすと

富士山の東側に、【吊るし雲】が出ていました。

得した気分です♪♪　　18:37

西からは【高積雲】ひつじ雲の群れもやって来ました。18:27

【ハロ】と【環水平アーク】

昼過ぎに、巻層雲に薄い虹色が見えたので、もしやと思い

カメラを取りに走りました。

最近の【ハロ】のなかでは、虹色の発色が綺麗に出ています。

う～ん、、、【環水平アーク】は薄くて、残念!　12:52

(ライブカメラ絶景ちゃんの富士山中継) 12:40に

ハッキリした【環水平アーク】が写っていましたので、ご紹介します。

【環水平アーク】は、太陽高度の高いお昼頃に出現しますが

太陽高度と雲の状況によって、綺麗なアークを見ることが出来ます。

また、次に期待しましょう★

【放射状巻雲】

甲府盆地の北に位置する八ヶ岳。

西から【帯状巻雲】が数本移動して来ました。

かなり長い帯状の雲です。

ジェット気流による【巻雲】かな…

　18:52

三分後の北西方向…18:55

甲斐駒ケ岳方向も

真っ赤に染まって美しい夕焼け空です。

18:55

高知大学気象衛星赤外画像　19:00

気象庁天気図　18:00

低気圧と寒冷前線の通過に伴って

発生したものでは、と思われます。

【乳房雲】と【濃密巻雲】

雲が空けて富士山が顔を出し

夕焼けを期待して待ち構えていたら

西から巻雲に【乳房雲】が発生したものが

移動して来ました。

【濃密巻雲】の【乳房雲】かな…

ラベル名をどっちにしようか迷います!

　18:35

気象庁天気図　18:00

寒冷前線に伴って発生した【乳房雲】ですね。

【濃密巻雲】の雲底に発生しています。

夕焼けに染まった　美しい濃密巻雲。

18:46

【高層雲の波状雲】

10:26

富士山は見えていますが、どんよりした曇り空に

【高層雲の波状雲】

東側には【吊るし雲】も発生していました。　

【高層雲】は気圧の谷や前線の接近等で見られますが

その後に甲府盆地は、午後から小雨が降り始めました。

気象庁天気図　9:00

気象庁ウィンドプロファイラ（時間-高度断面図) 

<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、

横軸に観測時刻、縦軸に海抜高度で表した図です。

矢印の長さは風速（長いほど風が強い）

矢印の方向は風向を示します。

また、上下方向の鉛直速度を色で表します。

上昇流は赤系色で、下降流または降水は

青系色で表現されます。

表示している風向風速は、観測前１０分間の平均値です。

10:30頃、上空2000～7000mの中層から上層に

南南西よりの風が吹いています。

【吊るし雲】

甲府盆地と富士山方向は、お昼過ぎから風が強くなり

曇り空に【吊るし雲】が発生し続けて、夕方には形がハッキリして来ました。18:26

大気の状態が不安定で、東京方向には【乳房雲】も見られました。

気象庁ウィンドプロファイラ（時間-高度断面図) 

<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、

縦軸に海抜高度で表した図です。

矢印の長さは風速（長いほど風が強い）、矢印の方向は風向を示します。

また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、

下降流または降水は青系色で表現されます。

表示している風向風速は、観測前１０分間の平均値です。

西南西より、かなりの強風が吹いていますね。

高知大学気象衛星画像　18:00

気象庁天気図　18:00

3日16:55 　山梨県に

大雨、洪水、雷、なだれ注意報が発表されました。

強風が吹いて、雨も強く、かなり荒れた天候になっています。

連休の後半も、お天気のチェックをして気を付けてお過ごし下さい。