2016年2月27日土曜日

【巻雲】







今日は午前中いっぱい【巻雲】が見られました。(7:06)

中には【飛行機雲】から変換した巻雲も、二本並んで東へ移動していましたが
あいにく手が離せず、、、横目で見送りました。

本当に、うっとり見惚れるほど美しく、、、後悔しきりです!



気象庁天気図 9:00

低気圧と前線の接近に伴って発生した【巻雲】ですね。







2016年2月26日金曜日

【盆地霧】と【積雲】




甲府盆地では、盆地を取り囲む山々の斜面が
放射冷却現象を起こし、
それが流れ込み盆地霧が発生します。

今朝は、富士山方向に【高積雲】が風の影響を受けて
移動していました。

(8:28)





子供達に「雲の絵を描いてごらん」と言うと、大部分の子が
きまってモクモクした【積雲】を描きますよね。

ポピュラーで年間を通して良く見かける積雲ですが、
今日の積雲は、のんびり~~ゆっくり~~
通過して行きました。

(13:10)



高知大学気象衛星 13:00




2016年2月23日火曜日

【富士山の日】と【笠雲】





今日は2月23日【富士山の日】です。

朝焼けの富士山を期待していたら、すっぽりと笠を被った【笠雲富士】が
上空に【高積雲】の層状雲を従えて顔を見せていました。(7:11)



笠雲富士山の東側に【右幻日】も出現しています。(7:13)





富士山の東側をサラサラと滑らかに泳いでいる【波状雲】が…(15:16)

こんな美しい波状雲を見たのは初めて!

空からの “サプライズ” ですね♪



2016年2月22日月曜日

【波状雲】と【吊るし雲】




3時のティータイムに【波状雲】と【吊るし雲】を見つけました。
灰色の【高層雲の波状雲】が控え目で美しいですね。

富士山方向の【波状雲】 15:17


富士山の東側の【吊るし雲】も春らしく
ホンワカとして癒されます。 15:17


高知大学気象衛星画像 15:00

波状雲やレンズ雲が多数みられます。


気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

吊るし雲は、西南西からの強風が要因ですね。



富士山ライブカメラ(忍野富士)  16:25 

山頂に【二段笠雲】が…

その上に【左幻日】も発見!!






2016年2月15日月曜日

【巻積雲の層状雲】と【レンズ雲】





富士山方向の【巻積雲の層状雲】が朝陽を浴びて美しく色付いています。

巻積雲は上層の雲で、空の一番高い所に発生します。
繊細で美しく、私的には手の届かない高級感のある雲といった感じがします♪
(7:02)




その後、強風によって数本の【帯状レンズ雲】が発生しています。8:19



気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

レンズ雲は、西南西からの強風が要因ですね。



富士山の頭は、すでに雲の中に入っていて寒そうですね。9:13

層積雲の隙間から光のスポット【天使の梯子】が降り注いで幻想的です。
今朝は、予想もしなかった瞬間に出会えてラッキーです!



高知大学気象衛星画像 10:00

今日一日、上空の強風の影響でレンズ雲が発生し続けていました。




2016年2月13日土曜日

【レンズ雲】と【吊るし雲】




甲府盆地は、最高気温が18.6度と暖かい一日でしたが
富士山方面と盆地上空には【レンズ雲】や【つるし雲】で賑わって
夜の8時頃から小雨が降って来ました。

富士山方向に連なった【レンズ雲】が、ほんの短い時間ですがオレンジ色です。6:50



気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖>

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを、横軸に観測時刻、
縦軸に海抜高度で表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)、矢印の方向は風向を示します。
また、上下方向の鉛直速度を色で表します。上昇流は赤系色で、
下降流または降水は青系色で表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

7時前の高度2000 ~ 3000m付近で風速21(m/s)の強風が吹いています。



西の、南アルプス方向に長いロール状の【レンズ雲】が発生。
層積雲もレンズ雲をつくるので【層積雲のロール雲】ですね。9:05


富士山方面は、つるし雲やレンズ雲で大賑わいです。

富士山は笠雲にすっぽり覆われています。13:12


富士山の東側に発生した【つるし雲】13:12




2016年2月7日日曜日

【降水雲】と【尾流雲】





甲府盆地から南西方向に、シュッと上から下に落ちているものと
下から舞い上がっているような雲が見えます。
遠くて分かり難いのですが、落ちているのは積雲の【降水雲】で
広がって見えているのは、【尾流雲】でしょうか。(16:12)

この時間に、南部方面(身延、南部町)では雪が降っていたようなので
落ちているのは雪ですね。

冬型の気圧配置時に強い寒気が流れ込んで来ると
 積雲から、もやもやとした雪が落ちているのが見える事があります。

富士山ライブカメラで確認すると、東部、富士五湖でも
すでに雪が降っています。


西方向の尾流雲 16:12


気象庁天気図 15:00

気圧の谷になっています。



(一番最初の画像と同じ位置、南西方向の雲です。 17:05)

モコモコ、と立ち上がった雄大積雲か積乱雲?が水平に広がって
まるで【かなとこ雲】の様ですね。

夕陽が射して来ると、モコモコしているのがハッキリ分かりますね。
この雲内では強い上昇気流が発生しているのでしょうか…

このような現象は、なかなか出会えないので嬉しいのですが
その分、判断に悩みます。



高知大学気象衛星画像 17:00

甲府盆地から見て、東部、南部、南西方面に
雄大積雲か、積乱雲なのか寄り集まって発生しています。



東京方向の雄大積雲 17:05

夕陽が当たって不気味な空模様です。