2015年1月28日水曜日

昨日も今日も濃密雲 (富士山方面)



昨日に引き続いて、朝9時頃から濃密雲(濃密巻雲)が
富士山方向に発生していた。
長い塀のように、立って見えてはいますが
実際は、水平に広がる一枚の筋状の板と
考えていいと思います。



(NASA TERRA/AQUA衛星提供)
赤い〇が富士山
富士山の西から伊豆半島を横切る
帯の様な筋雲が濃密雲ですね。

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2015-1-27  昨日の濃密雲


昨日の空のメインは、濃密雲だった。
残念ながら、写真を撮れなかったので、こちらを…
(ライブカメラ 絶景くん)提供

濃密雲は、巻雲の一種で形状は様々ですが
名前の通り濃密で、ぽってりとして雲の中に筋がみられ
白っぽいのが特徴です。


気象庁提供天気図12:00


(NASA TERRA/AQUA衛星提供)
低気圧からのびる寒冷前線の影響を受けての
発生の可能性が有りですね。



★お気に入りの保存画像から…【濃密雲】

濃密雲の形状は様々です。









台風や低気圧の接近に伴って
青空を二分したように見えるものもあります。



2015年1月26日月曜日

富士山の【笠雲】と東側に発生した【吊るし雲】



今日は、朝から夕方まで、富士山の東側に【吊るし雲】が発生していた。
 10時頃から、山頂に笠雲が掛かり始めて、尾を引いたような形状になり
その後、裾広がりになっていました。

観天望気で「富士山が笠を被れば、近いうちに雨」は、その諺の通り
天気予報は、夕方からお天気下り坂で、今夜から雨になり
山地では、雪の予報が出ています。


甲府盆地上空では、あちこちに無数の【レンズ雲】が発生!

富士山ライブカメラ提供 (忍野富士)
お昼頃発生した笠雲

美しすぎて、、、言葉は、いらないですね。



高知大学提供 気象衛星画像(8:00)
画像から、レンズ雲の発生が見られます。




               ★ お気に入りの保存画像から…2012-06-20

富士山笠雲

富士山東側に発生した吊るし雲 (1)


富士山東側に発生した吊るし雲  (2)

                

2015年1月23日金曜日

巻積雲と尾流雲



巻積雲は、空の高い所に発生する上層雲です。
今朝の巻積雲は、雲片がびっしりと詰まっていて
半分は、尾流雲になっていました。

高積雲と形状が似ていますが、巻積雲の方が粒々が
小さく、細かいので見分けが付きますね。


夕方の紅富士
まだらだった斜面が昨日の新雪で滑らかに…


2015年1月20日火曜日

今朝の新潟県上越地方の深発地震


                         (tenki.jp提供)

        今朝、新潟県上越地方を震源とする深発地震があった。
        山梨では、富士河口湖町で震度2を観測、甲府は震度1でした。

        発生時刻 2015年1月20日 7時34分ごろ
        震源地  新潟県上越地方
        緯度   北緯37.2度
        経度   東経138.5度
        深さ   190km
        マグニチュード 4.6

        最大震度が震度2で、震源地から離れた、日本海溝の太平洋側と
        関東で揺れているのが分かりますね。

        これは、地下構造の影響により、震央から離れた地点の方が揺れが大きい
        異常震域が起きたことによるものです。
        
        プレート上を伝わっていく地震波は、どんな経路で
伝わって行くのでしょう…。




防災科学技術研究所提供 (最大振幅分布図)

最大振幅分布図のカラーパターンは、その場所での地震動の強さを表しています。
 カラーパターンと地震動の強さとの関係は、 寒色系から暖色系、暗褐色と
変化するにつれて  より強い地震動を表しています。
これによって、場所による地震動の強さの相違などを詳細に把握することができますね。 



2015年1月16日金曜日

今朝の富士山


富士山ライブカメラ(三ッ峠7:00)

一夜明けた昨日の大雪から富士山は
 息をのむ美しさです。
 こんな日は 何もしないで一日中 
眺めていたい気分ですね
           
            


甲府盆地から朝焼け富士山

                                  

              

2015年1月14日水曜日

飛行機雲と環天頂アーク


          今朝は 飛行機雲が巻積雲に変換し 広がっていたので
          カメラを持って 急いで外に出た。

          飛行機雲が膨張して何時までも残ると 雨になるという諺がありますね。

          観察していると その後に巻雲と変化し 一部が虹色に発色していた。
          【環天頂アーク】だっ!! 
          
          朝に観るのは初めてなので「何か良いことあるかな?」と期待したけど…
          ちょっと嫌な出来事があった。(ここだけの話)
          嫌な事は、すぐ忘れましょ♪


空は曇っていても 夕方の富士山はクッキリと綺麗♪


2015年1月11日日曜日

冬の積乱雲



           今朝 南アルプス上に 冬の積乱雲(雪雲)が発生。
夏季の積乱雲と違って
           
冬の積乱雲は背が低いのが特徴です。





気象庁天気図と 高知大気象衛星画像をみると
     低気圧の接近に伴って   
日本海側に積乱雲が発生しているのが
分かりますね。

冬の積乱雲は雷を伴い大雪になる場合もあるので
注意が必要です。

 <1月12日 夕方のNEWSより>

福井県の坂井市とあわら市で11日夕方
突風が吹いて住宅などに被害が相次いだ。
 目撃者の情報などから
複数の竜巻が同時に発生した可能性も出ている。
 この被害も【積乱雲】による仕業ではないかと 思っています。

恐るべき積乱雲ですね!!
      



                   ★撮影して保存して置いた画像から…
            【冬の積乱雲】



                                       
                                     富士山東側に発生した 冬の積乱雲



2015年1月7日水曜日

巻積雲の帯状の雲





今朝は 富士山方向に巻積雲の帯状の雲が
横たわっていました。

巻積雲の発生高度は5,000~13,000m位です。

この高度は飛行機雲の発生高度とも合致するので
飛行機雲から変化した可能性も、あるかも知れません。



南アルプス方向には【巻積雲の波状雲】が発生


飛行機雲が変化した可能性もあるとして…
「Flightradar24.com 」
時間表示はUTCなので日本時間では+9時間となります。

特に山梨上空は、航空機の通過数が 日本一と
言われている通り、多くの航空機が
富士山上空を通過しています。

観察する上では、気象要因で発生した雲と紛らわしいので 
時間をかけて観察する必要があります。



真上には レース編みの様な【高積雲の蜂の巣状雲】
 蜂の巣状雲はとても変化が早く 
直ぐに消滅してしまいます。


2015年1月6日火曜日

富士山の笠雲と吊るし雲

                            今日の夕方…富士山ライブカメラ(忍野富士16:58)

  絶景くん(17:00)

山腹を回りこんだ強風が渦を作り
上昇気流により出来た
【吊るし雲】

厚みがあって躍動感と迫力を感じさせられますね。



吊るし雲の発生要因を調べてみました。

気象庁ウィンドプロファイラ(時間-高度断面図) 
<観測地点河口湖> 

ウィンドプロファイラで観測した上空の風のようすを
横軸に観測時刻、縦軸に海抜高度で
表した図です。
矢印の長さは風速(長いほど風が強い)
矢印の方向は風向を示します。

また、上下方向の鉛直速度を色で表します。
上昇流は赤系色で下降流または降水は青系色で
表現されます。
表示している風向風速は、観測前10分間の平均値です。

この時間帯に西から北東に向かって40m/s以上の上昇流が
発生していたことがうかがえます。

それにしても 凄い夕景でしたね…。

( tenki.jp提供)

富士山上空を寒冷前線が通過しています。
この影響を受けての荒れ模様だったのか…

納得!!




過去のお気に入りの画像より
富士山の笠雲に夕焼けが反射
吊るし雲
  
富士山吊るし雲

2015年1月4日日曜日

気象衛星画像での【高積雲】

(2013年11月28日…高知大気象衛星 保存画像より)
高積雲は高度2,000~7,000m(中層雲)です。
気象衛星画像では 薄くノリを塗ったように ペタッとした感じに写ります。→赤○

冬型の気圧配置で発生した筋状の雲は 強い寒気が流れ込んでいる。→黄色○
太平洋南岸に発生した積乱雲 →青○

高積雲の尾流雲




1月2日の朝 高積雲の雲底をシュッシュッと
掃いた様な雲が発生していた。
巻雲にも見えるけれど厚みがあり
尾流雲に違いない。
               

40分後には富士山寄りに集結 
層状になって雲の端が青空に映えます。




☆撮影して保存して置いた お気に入りの中から…
 【高積雲の尾流雲】     
 (平成25年6月22日 富士山世界遺産登録決定日)の高積雲