政府の地震調査研究推進本部は15日、全国の活断層の長期評価について
地震が発生する危険度を「S」や「A」などの4段階に
ランク分けして示す方法に見直すことを正式に決めました。
新しい方法では、危険度を4段階にランク分けし、今後30年以内の発生確率が
3%以上の活断層は最も危険度が高い「Sランク」に、
0.1%から3%未満は、危険度がやや高い「Aランク」となります。
県内の活断層で「Sランク」となるのは、「糸魚川ー静岡構造線断層帯」のうち
長野県から北杜市にかけての区間です。
そのエリアを震源とする地震が、先月7月31日に発生していました。
下記↓
発生時刻…2016年7月31日 22時43分頃
震源地…山梨県中・西部
マグニチュード M2.6
深さ…約10km
北杜市 震度1
この地震は、甲府盆地でもガクッと直下に揺れ、気になる場所なので
地震後に【連続波形】と【 Hi-net自動処理震源マップ】を保存して置きました。
● 防災科学技術研究所 Hi-net自動処理震源マップ
山梨県震央分布図
● 防災科研 高感度地震観測網 連続波形画像
北杜白州南 観測点
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また、20日から三陸沖を震源とする地震が群発しています。
今後の地震活動に注視して行きたいと思います。
2016年8月21日 1時28分頃 三陸沖 M5.2
2016年8月21日 1時10分頃 三陸沖 M5.5
2016年8月21日 0時58分頃 三陸沖 M5.9
2016年8月20日 18時1分頃 三陸沖 M6.0
2016年8月20日 14時14分頃 三陸沖 M5.3