2016年4月29日金曜日

【蜂の巣状雲】と【巻雲】




朝から強風が吹いています。

【巻積雲】が細かい波状になって
その間から飛行機雲が見えます。

雲の変化が早く、巻積雲は【蜂の巣状雲】になり
やがて消滅してしまいました。

8:48



【巻雲】が “鯉のぼり” の様に泳いで移動中! 
 9:21


富士山周辺は、西高東低の気圧配置により

朝から【積雲】がモクモクと発生し続けていました。
16:50



気象庁天気図 9:00

__________________________________________


熊本地震の発生から2週間経ちましたが、これまで震度1以上の
有感地震の発生数が千回を超えました。

被災された皆様は、どんなに不安な日々を
過ごしていらっしゃることでしょう...

一日も早く平穏な暮らしに戻られるように願っています。



2016年4月18日月曜日

【熊本地震】


熊本と大分で相次いでいる地震は、今もまだ地震活動が終息していません。
気象庁発表によると、地震回数も過去最多となっており、
震度1以上を観測する地震が530回を超えています。

この地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
何と声をお掛けして良いのか、、、言葉が続きません。

地震の情報収集をするなかで心が痛み、しばらくブログを休止するつもりでいましたが
東日本大震災がきっかけで、地震雲から始めたブログですので
空観察の記録を少しでも発信しようと、思い直しました。

この状況では何処に居ても、いつ大地震が発生するか分かりませんので
十分な備えをして置くことが一番大切ですね。

一週間前に、ひざを捻挫してしまいましたが、この位のことで
落ち込んではいられません。

_______________________________________________________________________

気象庁は、14日夜に起きたマグニチュード M6.5の地震は
「本震」ではなく、16日未明のM7.3の地震に先立つ「前震」と
みられると発表しました。


 防災科学技術研究所 Hi-net自動処理震源マップ
熊本県 最新7日間 の震央分布図


【別府-島原地溝帯】エリア内で起こった地震で、熊本、阿蘇、大分と
北東方向と南西方向にも地震活動が拡がっています。

このラインは中央構造線に位置しているので、連動した地震活動や
火山活動に繋がらないことを願っています。

そして、南には川内原発があります。と同様に伊方原発も心配ですね。

せめて地震活動が収まるまで、原発を一時停止することが出来ないのでしょうか!

_____________________________________________________________________

【高積雲】【層積雲のレンズ雲】





お昼頃から空の様子が怪しくなって来ました。

曇り空(薄い【高層雲】)の下に【高積雲】が見え、その下に
灰色の【層積雲のレンズ雲】が在り、レンズ雲の雲底は穴が空いたり
渦をまいた【蜂の巣状雲】になっています。

大気の状態が不安定なのは、見た目の通りで荒れた天候です。



気象庁天気図 12:00

南から暖かく湿った空気が流れこみ、大気の状態が不安定になり

甲府盆地は、突風や叩きつける様な雨が降っています。



前日、4月17日 富士山上空のレンズ雲 18:29




2016年4月8日金曜日

【盆地霧】 甲府盆地





7:15

甲府盆地は、前日に降った雨と放射冷却により
【放射霧】が発生して青空と雲と霧で
幻想的な朝になりました。

【放射霧】または【盆地霧】とも言いますね。 



気象庁天気図 9:00

【放射霧】は、高気圧に覆われ大気の下層の成層が
安定している場合に発生しやすいのですが

西から高気圧で晴天域が広がっています。


2016年4月4日月曜日

【高層雲】【富士山の笠雲】と【帯状レンズ雲】



15:17

富士山方向の【高層雲】の雲底に
小さな【乳房雲】が見えていましたが

カメラを取りに行っている間に
【尾流雲】になっていました。

あぁー 残念! 


15:18

【高層雲の尾流雲】

高層雲は、いつも控え目で目立たないのです。



気象庁天気図 15:00 

前線の通過に伴っての発生ですね。


夕方に【笠雲】を被った富士山の登場です。17:17


飛行機雲が【巻雲】に変化したものも…

気温が高いのかシュッとしていますね。
17:21


17:21

東方向のものは、見る見るうちに
【帯状レンズ雲】(飛行機雲由来)に
変換しています。


だいぶ暗くなって夕暮れの【高層雲】が

美しく棚引いています。 18:13